Gibson [J-60]の中古品が入荷いたしました。
1996年製造の個体です。
ラウンドショルダーのボディシェイプにローズウッドをサイドとバック板にローズウッド材を配した仕様が特徴であり、現在では珍しい機種の一つです。
ボディトップにはシトカスプルース単板、サイドとバックにはインディアンローズウッドの単板を採用したオール単板ギターです。
ネックはマホガニー、指板はエボニーで構成されております。
ヘッドの化粧板にもローズウッドが採用されており、ボディの多層バインディングの構成などMartin D-28に通ずる仕様が特徴となっております。
ゴールドハードウェアやインレイによるスクリプトインレイを採用しており、高級感ある仕上がりが魅力です。
ネックグリップはVシェイプ気味に成形されております。
塗装にはラッカー塗料が採用されており、経年によるウェザーチェックが各所に発生しております。
ボディ内部のブレーシングには波状に削り込みを入れるスキャロップブレーシングが採用されており、Xブレーシングの交差する位置もMartinで言うところのフォワードシフトに近い位置にございます。
ボディトップにいくつかの打ち傷が見られるほか、2フレットの裏付近のネックグリップに当て傷による塗装欠けが見られ、塗装のタッチアップ補修が施されています。
ブリッジ脇のサウンドホール側に若干の塗装浮きが見られます。
経年を感じる外見ではありますが、致命的な外傷はなく楽器としてはまだまだ良好な状態を維持しております。
ネックは現在真っ直ぐな状態で、トラスロッドにもまだ締め付ける余裕があり効き目もございます。
フレットは全体的に残り約6-7割程度で、部分的な凹みはなく光沢があります。
12フレット上の弦高値は、6弦約2.6mm,1弦約1.7mm程度となっており標準的で引きやすい高さです。
サドルの高さにもまだ余裕があり、今後の弦高調整も可能です。
特に気になるようなビビリや音づまりも感じられず、演奏におけるコンディションも良好です。
ローズウッドのサイド&バックとスクエアショルダーやスキャロップブレーシング等の仕様によって生み出される深みのある低域と豊かな音量が特徴ですが、Gibsonらしい歯切れの良さも持ち合わせておりストロークでもアルペジオでもバランス良く活躍できるギターです。
純正のハードケース(黒色)が付属いたします。
現在ではとても希少なモデルの一つと言えます。
気になる方はこの機会をお見逃しなく。
販売価格 ¥ 275,000 (税込) SOLD OUT!!