スタンダードシリーズに分類されるモデルで、ボディ外周やサウンドホール周りに施されたアバロンのインレイや、指板のヘキサゴンインレイ、ヘッドの縦ロゴなどの豪華な外見から人気を博しています。
ボディトップにはシトカスプルース単板、サイドとバックにはインディアンローズウッドの単板を採用するオール単板ギターで、ネックにはマホガニー、指板やブリッジにはエボニーが採用されています。
現行品のD-41 Standardのナット幅は約44.5mmですが、この時期のD-41は約43mm程度となっておりコード弾きのギタリストからは特に好まれやすい仕様といえます。
ブレーシングの仕様も現在と異なり、現行仕様はフォワードシフトしたスキャロップドXブレーシングであるのに対して、本器はノンフォワードのスキャロップドXブレーシングを採用しています。
本器は入荷時に国内工房にてフレットの新品交換とナット交換、バックブレーシング剥がれの再接着修理を施しており、フレットは交換してそのまま出品しているため全くすり減りのない高い状態をキープしています。
ボディトップやサイド面にいくつかの細かな打痕が見られるほか、塗装表面上には浅い線跡がいくらか見受けられます。
目立って大きな外傷や汚れはなく、20年前に製造されたギターとしては良好な状態を維持した個体です。
ピックアップ取り付け歴もなく、ストラップピンの増設なども行われておりません。
ネックは現在まっすぐな状態を維持しており、トラスロッドにもまだ締め付ける余裕があり効き目もございます。
フレットは上述のように新品のような高さと光沢を維持しております。
12フレット上の弦高値は、6弦約2.5mm,1弦約1.5mm程度と弾きやすい標準値を保っており、特にビビリや音詰まりも感じられません。
Martinの40番台のギターが持つ豊かな倍音に加え、20年が経過した木材による乾いた響きと重厚な低音がとても心地よく、耳あたり良いサウンドが得られます。
高域もキラキラとした響きが得られるためストロークでもアルペジオでもバランスよく活躍してくれるでしょう。
純正のハードケースが付属いたします。
状態もよく、フレット交換済みなのでこれからも長くご愛用いただける一本と言えます。
気になる方はこの機会をお見逃しなく。
販売価格 ¥ 490,000 (税込) SOLD OUT!!