Martin [D-41]の中古品が入荷いたしました。
1995年に製造された個体です。
スタンダードシリーズに分類されるモデルで、ボディ外周やサウンドホール周りに施されたアバロンのインレイや、指板のヘキサゴンインレイ、ヘッドの縦ロゴなどの豪華な外見から人気を博しています。
ボディトップにはシトカスプルース単板、サイドとバックにはインディアンローズウッドの単板を採用するオール単板ギターで、ネックにはマホガニー、指板やブリッジにはエボニーが採用されています。
現行品のD-41 Standardのナット幅は約44.5mmですが、この時期のD-41は約43mm程度となっておりコード弾きのギタリストからは特に好まれやすい仕様といえます。
ブレーシングの仕様も現在と異なり、現行仕様はフォワードシフトしたスキャロップドXブレーシングであるのに対して、本器はノンフォワードのスキャロップドXブレーシングを採用しています。
本器はボディバックとヘッド先端のバインディング剥がれ修理を行ったことがあるようです。
ボディトップのブリッジ右下あたりに当て傷が見られますが、そのほかには目立った外傷はなく1997年製の個体としてはまだまだ使用感少なくキレイな状態と言えます。
ピックガードには新品時の保護シールがついたままの状態を維持しております。
ピックアップ取り付け歴もなく、ストラップピンの増設なども行われておりません。
ネックは現在まっすぐな状態を維持しており、トラスロッドにもまだ締め付ける余裕があり効き目もございます。
フレットは上述のように新品のような高さと光沢を維持しております。
12フレット上の弦高値は、6弦約2.7mm,1弦約1.7mm程度と弾きやすい標準値を保っており、特にビビリや音詰まりも感じられません。
Martinの40番台のギターが持つ豊かな倍音に加え、25年以上が経過した木材による乾いた響きと重厚な低音がとても心地よく、耳あたり良いサウンドが得られます。
高域もキラキラとした響きが得られるためストロークでもアルペジオでもバランスよく活躍してくれるでしょう。
純正のハードケースが付属いたします。
気になる方はこの機会をお見逃しなく。
販売価格 ¥ 462,000 (税込) SOLD OUT!!