Martin [D-28 (2017)]が入荷いたしました。
長い歴史の中で様々な時代に則した仕様変更を行い、常にアコースティックギターのスタンダードとして君臨し続けてきたD-28モデルが、2017年に大幅な仕様変更を実施しました。
本器はその最新スペックとなる一本です。
近年のStandardシリーズの流れに従いオープンギアのペグやパフォーミングアーティストシリーズと同じネック厚の採用、さらにベッコウ柄のピックガードの採用やエイジングトナー着色が施されたボディトップなど、外見だけでも大きな違いを感じることができます。
サウンド面では、今までありそうでなかったフォワードシフテッドのノンスキャロップブレーシングを採用。
これまでのD-28のような程よいサウンドの芯を残しつつ、豊かで奥行きのあるサウンドを実現。
HD-28Vとはまた一味違うサウンドキャラクターに仕上がっており、心地よい鳴りが楽しめます。
やや指板幅が広くなっておりますが、ネック厚との兼ね合いからかさほど幅広になったようには感じられず、これまでのD-28を愛用してきた方でも握りやすく感じるでしょう。