現在はアメリカのFenferブランドに統一されましたが、かつて日本国産のモデルで構成されていた[Fender Japan]ブランドのギターです。
66年ごろのFender Jaguarの仕様を基にデザインされたギターで、アルダーボディにメイプルネック、ローズウッド指板という仕様の一本です。
カラーは人気の3トーンサンバースト。
独特なデザインのフェンス付きシングルコイルやFenderとしては珍しいミディアムスケール、ピックアップ毎のON-OFFスイッチやフェイズスイッチ、さらにプリセットトーン機能などにより異彩を放つデザインが魅力のジャガー。
本来はスパイラルサドルの載ったブリッジが採用されていますが、本器は改造によりレスポールのようなチューンオータイプのブリッジを登載し、サドルからの弦落ちやビビリ、音抜けに関して劇的に改善されております。
また、ナットがTUSQに交換されているようです。
そのほかのパーツなどはオリジナルを保っております。
ボディのカドを中心にいくつかの小さな打痕や塗装欠けが見受けられますが、目立って大きな外傷はなく中古としてまだ良好な状態を保つ個体です。
ピックガードにはピック跡があり、ハードウェアにはくすみや若干のサビが見受けられますが、動作には影響ございません。
ネックは現在まっすぐな状態で、トラスロッドにもまだまだ締め付ける余裕があり効き目もございます。
フレットは全体的に残り約7割程度で、部分的な凹みもなく光沢があります。
特にビビリや音詰まりも感じられず、演奏におけるコンディションも良好な個体です。
独特のジャキジャキとした歯切れ良いサウンドが魅力のジャガー。
金属的なサウンドですが不思議と深みを感じ、絶妙なバランスで成り立つ音色にはつい引きこまれてしまいます。
フェイズスイッチの搭載によりサウンドバリエーションも豊富で、ロックからジャズまで広い用途で活躍できます。
チューンオータイプのブリッジを搭載することで音抜けも向上しており、弾いていてストレスを感じません。
純正のソフトケースやトレモロアームが付属いたします。
質の良い国産ギターです。
気になる方はこの機会をお見逃しなく。